年賀状にウェディングドレス写真

ウェディングドレス姿は年賀状に写真を載せて伝える

遠距離恋愛での家族報告

 

当時遠距離恋愛中だった夫にプロポーズされたのはちょうど私の誕生日でした。突然のことだったので嬉しいのと同時にかなりビックリしました。何だか結婚というものに対して実感が湧かずフワフワとした気分でした。そして何故か急に寂しくなりその日の夜は一人で泣いてしまいました。
とりあえず何から始めたらいいのか分からなかったので、雑誌を購入し「まずは結婚報告だね」という事になりました。手紙やはがきで報告するっていうサプライズも考えたり、一人ではしゃいだ時期でした。

 

最初は実母に

プロポーズされてから一週間位いつ誰から言おうかと悩みましたが、一番最初に報告したのは実母です。仲が良いからというのもありますが、仕事に忙しい父の分まで頑張って私と妹を育ててくれたという恩があるからです。恥ずかしくてうまく言えず切り出すまでに時間がかかってしまいました。それでもなんとか伝えると母はとても喜んで「おめでとう」と言ってくれました。そして私の手を握りました。その時の感覚が今でも忘れられません。母と手を繋ぐなんてもう随分と久しい事だったので少し照れました。

 

父には母から伝えてもらい、後日改めて夫と二人で結婚報告をしました。父は普段の口数の少ないタイプなのにこの日は妙にテンションが高くソワソワしていて、やっぱり娘の結婚となると落ち着いていられないんだなぁと少しおかしかったです。

 

直接会って報告

妹や友人もにも直接話しました。社会人だったので仕事の都合で会えない友人にはメールで報告をしまた。この時は私も浮かれていて相手の事をあまり考えずに幸せオーラ全開のメールを送ってしまいましたが、もう少し落ち着いた文面にすれば良かったと後悔しています。

 

結婚に伴い引越しをする予定だったので職場には結婚報告と共に退職願も出しました。とても良い職場だったので辞めてしまうのは残念ですが、皆喜んでくれて嬉しかったです。

 

そしてあっという間に月日が流れ結婚式も無事に済み、改めて年賀状で結婚の報告をしました。写真をのせるという発想がなかったは今も後悔しています。

 

一生に一度の出来事

 

結婚というのはおそらく人生で一度だと思うので、結婚報告も一度きりの出来事だと思います。振り返ってみると、ああすれば良かったと感じることもあります。 私は年賀状に結婚式の写真を載せなかったので今となっては乗せればよかったと思います。友達や親戚に幸せでキレイな自分の写真を見てもらえる機会は年賀状での結婚報告くらいだなと後から気づきましたので。準備などで忙しく時間を作るのも大変ですが、新しい家庭を築く第一歩なので家族や友達には会ってきちんと伝えられたことは良かったです。

 

私は今でもあの時の母の手の温かさを覚えていて、一番印象に残っています。

 

年賀状にウェディングドレス写真をのせると、式に来れなかった友人や親戚も写真を見て感激したという話を聞くので、結婚報告は会える相手だけではなくて、離れてドレス姿を見せられなかった相手にも年賀状という手段で、晴れ姿が見せられるので、ぜひ写真をのせて報告されることをおすすめします。