挙式なしの結婚報告 入籍報告

 

 

 

フォトウエディングで結婚式をしなかった場合

 

私が二十歳のころに母が他界し、まだ学生の妹は実家を離れて一人暮らしをしていたので、私と父のふたり暮らしが始まりました。
家事の一切を引き受けていた母に変わり、私が家のことをすべてするようになり、次第に「私は結婚できないんじゃないか?」と思うようになりました。
25歳をすぎたころに今の夫と出会い、結婚したいと思うようになりましたが、私が結婚をするということは父をひとりにするということです。
年老いた父をひとりにして、私が結婚してもいいのかどうかとても悩み、早く報告したいのになかなかできずにいました。
ですが、父が「まだ結婚しないのか?いいひとがいるなら早く結婚して家を出ていけばいい。そしたらお父さんはひとりで気楽に過ごせる」と言い出しました。
私が報告のタイミングをうかがっているのに気づいたのか、たまたまそういう風に考えていたのかはわかりませんが、これをきっかけに結婚したい相手がいると切り出すことができました。
父への報告が済んでから、上司や友人などにも報告をしました。
ウエディングドレスで写真撮影はしたけれど結婚式はしなかったので、親戚や親しい友人には結婚報告ハガキを出したり電話連絡で伝えました。
それほど親しくないけれど、年賀状のやりとりがある人には、年賀状で結婚報告を兼ねました。
結婚報告ハガキは、ウエディングドレスで写真撮影をしたときに写真館のオプションで作ったものを送り、年賀状はすべての人に共通のものを送っているので、結婚報告ハガキを出さなかった人や、電話連絡をしなかった人だけに手書きメッセージで「結婚しました」と書き加えました。

 

 

親族での挙式のみ。披露宴をしなかったケース

 

結婚報告。
それは今からちょうど20年前の事。
私は今38歳という事でまだ18歳という時でした。
当時は同棲をしており彼女(嫁)は私より2つ歳が上の二十歳でした。
まだ世間の左右が分からず明日の生活を生きるのが精一杯だった若輩者でした。
当然嫁の両親からは反対にあいます。
それは私がまだ未熟で年下という理由でした。
同棲している事すらも気に入らなかったはずです。
だが努力というものを見ていてくれたのでしょう。
同棲を初めて3年が立ち私が21歳で嫁が23歳の時にもうそろそろ子供はと嫁の両親に言われたのがきっかけでした。
結婚という大舞台を意識しだし私の両親と嫁の両親に報告を行いました。
両家の両親や友人達は同棲を初めて3年後ぐらいにはお互いが結婚するだろうという事が分かっていました。
しかしまだ若かった二人には結婚資金を貯める為にお金の苦労はしました。
そして私が23歳に嫁が25歳になり、ちょうど小雨の降る6月小さな教会で挙式を挙げ小さなレストランで披露宴を行いました。
親族と友人だけしか招待をしていない本当に小さな結婚式でした。
結婚報告を兼ねた年賀状について新婚旅行で行った信州で撮った夫婦写真を送った記憶があります。

それ以来家族が増え時間が取れなく旅行は行けてませんが家族でまた思い出の信州に行く機会を作りたいです。